小型船舶免許における国家試験免除コースとボート教習コースの違い


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小型船舶免許を取得しようとする人の多くが通る道として、小型船舶免許の教習所に通う事ではないでしょうか?

その中でも、教習を受けて修了試験を受けて合格すれば、国家試験を受験しなくても小型船舶免許を取得する事ができる国家試験免除のコースと教習所では知識と技術だけを学んで、その後に国家試験を受けてそれに合格することで免許を手に入れることが出来る国家試験コースの2種類があります。

どちらも方法は違えども最終的に、小型船舶免許を取得することには変わりありません。

それでは、いったいどちらを受けることがオススメなのか、わかりませんよね?そこで、今回は小型船舶免許取得における国家試験免除コースと国家試験コースの違いについてお話ししたいと思います。

国家試験免除コースの特徴

一番大きな違いとしては、受講時間であるといえるでしょう。船舶免許の種類によって違いが出てきますが、国家試験免除を受けるためには規定されている時間の講習を受講する必要があります。

その後に修了試験を受けて、その試験に合格することができると小型船舶免許を手に入れることが出来ます。もし、この修了試験に不合格であった場合でも、補習を受けることで再度修了試験を受けることが出来るのです。

なお、この補習については、受講する学校によって無料であったり追加費用がかかってしまったりしますので、受講前によくチェックしておくようにしましょう。

また、小型船舶教習所においても、どこの教習所でもいいというわけでもなく、国土交通省認定の「国土交通省登録小型船舶教習所」でなければ、国家試験免除を受けることが出来ませんので、教習所を選ぶ際はその教習所が国土交通省の認定を受けているかどうかを確認するようにしておきましょう。

各小型船舶免許によって規定されている受講時間は次の通りです。

小型特殊船舶免許

学科教習:6時間+修了試験
実技教習:1時間半+修了試験

2級湖川小出力限定小型船舶免許

学科教習:5時間+修了試験
実技教習:1時間40分+修了試験

2級小型船舶免許

学科教習:12時間+修了試験
実技教習:4時間+修了試験

1級小型船舶免許

学科教習:24時間+修了試験
実技教習:4時間+修了試験

このように、国家試験を免除しようと思った時には、特定の小型船舶教習所と特定の教習コースを選択し、規定の時間講習を受けた上で、修了試験に合格することで、小型船舶免許を取得することが出来ます。

国家試験コースの特徴

国家試験コースはいったいどのようなものなのかというと、国家試験免除コースと違って、受講時間の規定はされておりません。

各免許における、受講時間というのはそれぞれの小型船舶教習所に委ねられており、各小型船舶教習所が合格に必要であろうと推定した時間を設定しております。ですので、教習所により時間は大きく変わります。

そして、教習を受けた上で、事前に申し込んでおいた小型船舶の国家試験を受けるために国家試験会場へ行き、そこで受験をし、合格することで晴れて小型船舶免許の取得となります。

受講時間が規定されていないということは、もし独学でできるという方は、実技教習だけを教習所で受講して、筆記については独学で試験に臨むことも可能です。

また、もし国家試験を受けて不合格であった場合は、再度国家試験に受験申し込みをすることで、再受験することが出来ます。但し、再受験の際には再度受験料を支払う必要がありますのでご注意ください。

費用の面での優位点

国家試験免除コースと国家試験コースを費用面で比較した場合は、圧倒的に国家試験コースが安価となっております。さらに筆記については独学で勉強をして受験をした場合は、さらにお得に免許を取得することが出来るでしょう。

ただし、多くの国家試験免除コースというのは、合格するまでの費用が一定であり、修了試験に落ちたとしても追加費用なしで、再試験できるところは少なくありません。ですが、国家試験コースでは国家試験に落ちてしまうとその回数だけ受験費用が掛かってしまう事になります。

一発で国家試験を突破する自信があるのであれば、断然国家試験コースを選択して、少し国家試験突破に不安があるのであれば、国家試験免除コースを選択することがオススメであります。

また、国家試験コースにおいては、教習所により時間や費用が異なってきますので、複数の教習所のパンフレットを手に入れて比較すると良いでしょう。

まとめ

さて、今回は小型船舶免許の教習所における国家試験免除コースと国家試験コースの二つのコースの特徴や費用の違いについてお話ししました。

どちらのコースにおいても、しっかりとした教習を受けることが出来ますので、あとはご自身のやる気と自信とお財布との相談によって、ある程度は自由に選択することが出来ます。

小型船舶教習所を選ぶ際には、この二つのコースについてしっかりと検討してから受講申し込みをするようにしましょう。