漁師の父親が持ってた小型船を譲ってもらい船舶免許を取得


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私は小さな島の生まれです。中学卒業まで毎日潮風を浴びていました。そんな環境もあり幼い頃から釣りは大好きで、休日になると父親や友人達と堤防へ行って釣りをしていました。

父親は漁師をしていて自分の船を持っていました。その船で何度か釣りにも連れて行ってもらいました。幼い頃の良い思い出です。

私が島外の高校へ進学する頃に父親は中型漁船から小型漁船へと船を変えました。年齢的にも無理は出来なくなってきてからです。この小型船を後に私がもらう事になります。

いつかしたい海釣りのために船舶免許を取得

漁師の島と言う特別な環境で、若者の多くも漁師になる、跡継ぎ問題に悩まされない珍しい島です。そんな島ですから船舶免許取得をするのに、地元の漁協組合が3・4年に1度漁協組合の手配で講習会と試験が受けれ免許取得が出来ます。もちろん不正無し。落ちる人は落ちます。

私は高校を卒業して普通にサラリーマンとして島外で働いていましたが、船舶免許があればいつか船釣りも出来るなと思い参加を決意しました。20代サラリーマンになっても釣りは好きで休日にたまにやってました。

申し込みから当日まで少し期間があったので、個人的に勉強はしました。意外と複雑な内容で結構難しい事に正直焦りました。当日はきっと漁師の友人や後輩ばかり、当然私より知識は豊富だから私1人不合格だったらどうしようと思いました。

2ケ月くらい必死に勉強して迎えた講習会で久しぶりに会う友人や後輩ばかりでした。顔つき体格が勇ましくカッコイイ!

講習には県から試験官が数名来ており、教材をもとに勉強しました。ここまでは私でも良かったんですが、実技に入ると友人達との技術の差は歴然。余裕の表情で操縦する友人達に比べ、オドオドビクビクしている私。それでも何とか試験には合格。免許取得は出来ました。

引退した漁師の父親から小型の船を譲ってもらい船舶免許を活用

数年後に父親が漁師を引退。父親が所有していた船を手放すとゆうので、船釣りしたいからと譲ってもらいました。近海で釣りをするなら上等品です。

それからしばらくは父親に乗ってきてもらい私が操縦して船釣りへ。完全に慣れた時にその船を売却、お金を実家に渡そうとしたら「新しいボートで釣りをしたいならそのお金で購入の足しにしろ」と言う親の言葉に甘えてボートを購入しました。

今では父親を載せて船釣りをしたり、会社の友人・上司と休日に私が船長として釣りやクルージングを楽しんでいます。小さいボートですが、親の優しさが詰まっているので大切にしています。

これからも船釣りをもっと楽しみたいです!