船舶免許の実技試験 人命救助の際のポイント


life-buoy-230435_1280

どの、船舶免許の実技試験においても人命救助の項目があります。

どのような点に注意して試験に臨めばよいのかを今回は掘り下げてお話させて頂きます!

 

船舶免許 人命救助実習

実際の救助作業では、迅速で確実なボートの操船技術が必要とされます。

方法は、波・風の状態や、その時操船している船の形状により異なるので、緊急時に備えて練習をしておくと

実際の場面で有効です。実習では救助実習用ブイを救助者に見立てて救助します。

●point1

基本的には最短距離・時間で救助に向かいます。

●point2

救助者を発見したら、見失わないようにします。

海の上では、海面状態によっては非常に見づらく、少し目を離すと一瞬で救助者を見失ってしまうことがあります。

●point3

救助に向かう方向を決めます。

ここでは、風や海面状態など十分に考慮します。

風上、風下、救助に向かう方向にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、基本的には風下から救助に向かいます。

船舶免許の実技試験時にも「落水者あり!風下より救助に向かいます。」といって、救助実技試験があります。

風下より救助に向かう理由の一つにエンジンのスクリューを救助者に向けない(巻き込みが危険なため)があげられます。

●point4

救助時、船体が流される距離や時間、船体の向きを考慮して接近します。

前進・中立を繰り返し使用することで、風向きの把握、惰力の調整等がしやすくなります。

風潮流の影響が強い場合、救助時、風と酔う救助者の間に船体を置くようなイメージで接近します。

●point5

1、救助者に船を乗り上げない

2、スクリュープロペラで傷つけない

3、引き波の影響をできるだけ与えない

最後は確実にレバーを中立にします。(スクリューが回っていない状態、万が一スクリューが回っていて救助者を巻き込んでしまうと大変なことになります。)

この時、惰力が残っている場合には後進を使用して、行き足を止め、最後中立にします。

●point6

落ち着いて、舷側(ボートの横のこと。右舷、左舷)で

要救助者を確保してください。

 

ボートで何か起こった時

火災、事故、衝突など。その際には人命救助が第一であることを忘れないでください。

船舶免許の実技試験でも最も重要な部分となる人命救助です。

確実に助けられるように是非参考にして下さい。

船舶免許の申込→大阪の船舶免許取得 シーメンズ

 

船舶免許取得済みの上級者向け

実は、風上・風下は一概にどちらが言いとも言い切れません。

状況によって瞬時な判断が船長には必要です。

救助に向かっている最中も、救助者のみを意識しすぎるのではなく刻々と変化する周囲の状況に気を配った継続的な見張りが必要です。

船長は、マニュアル通りではなく、自分で最前の判断を行いましょう!