小型船舶免許1級の学科試験に役立つ情報 海図編


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春が一歩一歩近づいてきました。これからはいよいよマリンレジャーの季節の始まりですね。

前回では天気図や海図についてお話させて頂きましたが、海図をもう少し掘り下げマリンレジャーの始まる前に自分でクルーズコースを決める時に役立つであろう事を1級船舶免許を取得するまでに役に立つお話をしていきます。

まず、目的地(コースライン)を決めましょう!

航海計画を立てるためには、海図や水路書誌等を揃えます。

目的地を選定します。通常、海図上に記入した目的地(コースライン)から針路・距離を求め、航海計画表を作成します。

海図

海図の種類には、総図・航洋図・航海図・海岸図などありますが、目的に応じて海上保安庁が発行しています。

海図(かいず、Charts、またはNautical chart)は、水路図誌の一種で航海のためにつくられた主題図 (Thematic Map) 。航海のために必要な水路の状況、すなわち水深底質海岸地形海底危険物、航路標識などが、正確に見やすく表現されている。一定規模以上の船舶には、備え付けることが義務づけられている。

 引用 Wikipedia

海図は、縮尺率や図法によって種類が異なるので使用目的に合った適切な海図を用意しなければなりません。

航路の選定

目的地(コースライン)の選定にあたっては、離岸距離、変針点、航海距離、時間等を考慮します。

変針点は、海図に記載された顕著な物標を正横に見る場所を選び、その変針点から次の変針点までの針路は、海図に記載されたコンパスローズ(海図上のコンパス)で測定します。この時、真方位と磁針方位の目盛の読み間違いに注意しましょう。

ここで、基本的なことですが、変針点とは航海の途中で針路を変える時がありますよね。

針路を変える事を「変針」といい針路を変える地点のことを「変針点」と言います。

目的地(コースライン)を設定したら全航程の距離を測定します。

距離の測定には、緯度目盛とディバイダー(数学の時に円を描くときに使った二股コンパスの事です。)を使用します。海図の上下左右の縁に目盛が書いてあり、左右の目盛が緯度を表します。上下の目盛は経度を表します。海上での距離の単位は海里あるいはマイルと言います。

1海里=1マイル(約1852m)
緯度目盛1分の長さです。

余談ですが、船の速力を表す単位は『ノット』で、1時間に1海里を進む速さが1ノットです。最後に、目的地が決定したら、航海計画表を作成します。

専門用語が出てきたり少し難しくなりましたが、是非、船舶免許を取得して、自分で航海計画を立て自分の好きな所にボートでクルージング出来るようになれば素敵ですよね!

何度も、お伝えしていますが出航する前には必ず航海計画を知人やマリーナに知らせてから行くようにしましょう!!