船舶免許の実技試験のポイント
船舶免許を取得する為には、学科講習が終わった後は、実技講習が始まります。
船舶免許の実技試験
講習時間は1級も2級も同じ4時間で、実技の終了審査はひとり25分です。
①桟橋で出航前の点検・ロープワーク
②試験員とボートに乗り込み機関始動・解らん・発進・直進・停止・後進・蛇行・人命救助・離岸・着岸を交代で行います。
試験のボートに乗るのはだいたい1艇につき1~2人です。教習艇は全長約5mのモーターボートにしているところが多いようです。ジェットスキー(特殊小型)は3人乗りの水上オートバイです。
船舶免許では、ここが実技試験のポイント!
服装は水に濡れてもよい服装、船内は滑りやすいので滑りにくいゴム底の靴がお勧めです。雨が降っているかもしれないので雨具も準備しておけばいいかもしれません。
船舶免許の実技試験においては学科講習で習った事を試験官に口頭質問されます。口頭質問に答えられるよう学科講習の事をよく覚えておく必要があります。
実際にどういった質問を実技試験の時にされるのかはまちまちですが、実技試験当日の、日の出日の入り、満潮・干潮も聞かれるので新聞やネット等で調べておくとよいでしょう!
試験官はどれだけ学科で習った事を覚えているのかも実技試験の時に見ています。試験時の操縦が少しくらい下手でも、着岸を失敗したとしてもたいした減点にはならないので落ち着いて試験にのぞんでください。
ボートの操縦が失敗しても多少は、大丈夫ですがロープワークはきちんと出来るようになっておいたほうが良いと思います。船を着岸させて固定させるときに使うもやいむすびは必須で覚えておいてくだい。ロープワークはあと数種類よく使う結び方があるので講習の時に講師の方に聞いておいてもよいでしょう。
試験の合否方法は減点方式です。70%以上の方が合格です。
実際にボートを運転する上で大切な事は安全の確認をしっかりすることです。
出航前の点検で船に異常がないかエンジンオイルやエンジン音、水が船の中にたまっていないか船の外側に傷がついていないかなどを調べましょう。ボートの運転する時は必ず前をしっかり見て、前後左右の確認を怠らないようにしてください。
ボートの運転は、車やバイクの運転とひと味違った楽しみがあります。
想像して下さい。あなたがボートの免許を取って、自由にボートを操縦してる所を・・・とても楽しい気持ちになりませんか?
船舶免許取得の試験は多少大変かもしれませんが、その後の事を考えるとどんどん楽しくなると思います。
それでは、船舶免許取得頑張ってください。