なるべく安く2級小型船舶免許を取得する方法~申請編~
今回は、とくに2級小型船舶免許を安く取る方法について、申請をする段階から解説していきます。
船舶免許の国家試験の申請方法
申請は、まず国家試験申請書というものが必要になります。
学科と実技の試験を両方同じ日に受けるような場合には、1枚だけもらえば大丈夫です。しかし、それぞれの試験を別の日に受けるというような場合には、2枚必要なので注意が必要です。更に国家試験申請書は折り曲げが厳禁とされていますから、これにも注意をして扱う必要があります。
国家試験申請書に関しては、日本海洋レジャー安全・振興協会というところが管理をしていて、ここの地方事務所で国家試験申請書を入手することができます。また試験日程もここで知ることができます。
ちなみに、日本海洋レジャー安全・振興協会では、問題集や参考書も販売されています。私は、4級の問題集と地元の図書館で借りた2級の参考書だけでしたから、ここで揃えることにしました。協会で販売されているものであれば、安心感もあると考えたのもあります。
とくに一般の書店では、なかなか2級小型船舶免許の参考書を置いているところは少ないです。私の地元の本屋でも見つけることはできませんでした。
参考書と問題がセットになったものも協会は置かれていました。しかし、別々の方法が私にはあっていそうだったので、1000円ちょっとの参考書と問題集を別々に購入しました。
ちなみに、協会には参考書や問題集などのほかに、公式のパンフレットもいろいろなものが置かれています。当然、無料でもらうことができます。なかでも、ボートライセンスガイドというのは、もらっておくのがおすすめです。
このパンフレットには、2級小型船舶免許の取り方や試験内容、受験料まで詳細に解説されているので、試験についてよくわかっていないという初心者の方には必須です。
2級小型船舶免許の国家試験の申請後にやること
- 試験日程を決める
- 実技講習の日程をきめる
- 試験を受ける(学科と実技)
たったこれだけです。
では私の経験を踏まえて順に説明します。
船舶免許の国家試験申請後は、まず試験日程を決める
協会のホームページでも、試験日程を確認することができるようになっています。試験は、全国的にいろいろな日程で開催されていますから、自分が受けやすいところを選ぶようにしましょう。
とくに私は、学科と実技を同じ日に受けてすぐ終わらせてしまいたかったので、近場でなるべく近い日を選ぶようにしました。
実技講習の日程をマリンショップで予約しておく
とくに、私は試験の1週間前に講習を受けて、そして実技試験に臨むというプランでいくことにしました。
私が講習を受けるマリンショップでは、3人以上の団体で講習を予約すると2万円近く講習料が割引になるということでした。そこで私は知人とともに3人で受講を予約することにしました。電話を予約をした際に、折り返し試験ボートがレンタルできたら連絡する、といわれました。
マリンショップから電話でアクシデント発生
先のマリンショップから電話が来ました。アクシデントが発生です。1週間前の日は、試験ボートが借りられないということでした。
それでも受講することはできるようでしたが、やはり試験と同じボートでないと全然勝手が変わってしまうようです。そこで、翌月に延期しようとしましたが、私たち3人が都合のいい日はあいにくの祝日で、マリンショップが休みでした。日程が決まることはありませんでした。
まさかの自体ですが、こういった不測の事態もあります。
臨機応変に学科だけ受けることにした
実技の講習を受ける目処がなかなか立たないため、先に学科の試験だけ受けてしまうことにしました。学科試験を受けるには、先に出てきた申請書と、プラス証明写真、また住民票が必要になってきます。
また、学科試験の日に、身体検査も受けることになります。ちなみにそれぞれ料金がかかります。学科試験は3200円、身体検査のほうは、3000円となっています。
学科試験に関してはシッカリと対策を行っていたので、なんとか合格できました。
残るは実技試験です。
まとめ
自分で全てを調整する必要があるのでアクシデントも考えておく必要があるというのは私の経験から知って頂ければなーと思います。
結局、講習を受ける事を考えると費用も掛かってきますし、試験と同じボートをレンタルできないとなると、延期もしくは癖の違うボートで練習をすることになります。
そうなっては時間の無駄や合格率などに影響がでてしまうので、ボート免許教室に通う方が良かったのかなと思う部分も少なからずあります。
私とおなじような状況になっても仕方ないと割り切れる方は良いかもしれませんが、モチベーションが維持できている間に2級小型船舶免許を取得してしまいたい方は、ボート免許教室に通った方がいいかもしれませんね!